大阪大学への協力講座

令和4年12月吉日
西サイエンス・フォーラム「関西は今」英文名 KANSAI Now
西は今〜関西経済界のリーダーたちとの対話〜」
大阪大学大学教育実践センターの経済人を講師としたリレー講座の企画協力を
行っています。大阪大学には優秀な学生が多いですが、視野が狭くなりがち、
知識が先行しがち、さらには対話力不足、企画力が十分でないなどの課題が挙
げられています。
 このため、実社会における能力、知識をどのようにして教えることができる
かが、これからのあるべき人材を教育する上での課題となっています。
 そこで、企業経営、業界活動、地域社会貢献などにおいてご活躍されている
経済人にご協力を得て,次代の人材を育成するため、産学連携による新しい教
養教育を試みています。著名な企業の会長・社長など、関西経済界のトップリ
ーダーを講師として招き、変わりつつある社会の中で、企業のトップがどのよ
うに考え、どのような戦略を考えているのかを聞くことによって、社会の動き
を現場から学びます。
 この講義では、質疑応答や討論の時間を充分に設けることにより、経済活動
の現場で培われた洞察力や先見性あるいはリーダーシップを実感すると共に、
互いに理解を深め合える機会を持つことができます。
第1講 池坊 専好氏(94-95P.18)
大阪大学・新講座「女性リーダーとの対話」

池坊専好氏「日本のアイデンティティーと国際社会」
-池坊いけなば精神「命を生かす」が世界に-

平成30年10月9日(火)、西サイエンス・フォーラムが企画協力した大阪大学の
新設先端教養科目「女性リーダーとの対話」の第1講が華道家元池坊次期家元・
池坊専好氏の講演会で始まった。
記念すべき第1講ということで、公開講義となった。

2019年度大阪大学「関西は今」の講義内容
新しい能力を備えた人材育成を目指し
 この特別科目は「変わりつつある社会の中で、企業のトップがどのように考え、どのような
戦略を考えているのかを聞くことによって、社会の動きを現場から学び、将来社会のリーダー
になることが期待される学生に、講義を通じてどれほど大きな期待を寄せられているか直接
聞く」という趣旨で企画されている。日本の経済活動の最先端にいる企業家との対話の場が
教室に実現することにより、これまでにない教育効果をねらっている。
 一昨年から関西経済同友会と西サイエンス・フォーラムが協力してきたリレー講座が2単位
つきの正規の講義として出発したもので、同友会のメンバーをはじめ我が国を代表する経営者を
動員して、次代の人材つくりに協力することになった。
行事報告
4月に第1講:萩尾千里 西サイエンス・フォーラム専務理事の「グローバル化に伴う文明の多元化」、
第2講:土屋裕弘田辺三菱製薬相談役の「2018年 医薬品産業の現状と将来」、
5月に第3講:金田嘉行ソニー元副社長「日本電子産業の盛衰、目指せスマート産業社会」、
第4講:藤井龍也朝日新聞社常務取締役大阪本社代表「朝日新聞社のデジタルを含めた経営戦略」、
第5講:更家悠介サラヤ社長「資本主義の発展と持続可能な成長!」
6月に第6講が古市健日本生命保険相互会社副会長「生命保険事業の社会的役割と次世代へのメッセージ」
第7講:真鍋精志西日本旅客鉄道会長の「JR30年の歩みとこれから」、
第8講:黒田章裕コクヨ会長の「これからの時代の”働く“とは」、
第9講: 小嶋淳司がんこフードサービス会長「がんこの起業と経営から」、
7月に第10講が浮舟邦彦滋慶学園理事長「専門学校における職業人教育」、
第11講:角和夫阪急阪神ホールディングス会長の「魅力あるまちづくりをめざして」、
第12講:「潮目が変わる時代にどう対処していくか〜M&Aによる多角化経営〜」
第13講:中野星子日本航空執行役員西日本地区支配人の「観光立国、日本を目指して〜課題と解決策〜」、
8月に第14講:経済ジャーナリストの井上昭夫氏「世界・日本の自動車産業の行方(仮題)」と現代芸術家
森村泰昌氏による特別講義「自画像の世界 わたしと私(仮題)」があった。